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東日本大震災・被災者慰問 その1 事前視察

東日本大震災で多大な被害に遭遇した方たちには心よりお見舞い申し上げます。

1年と半年、被災地では、市民の必死の活動により、復旧活動が続けられていますが、いまだかつて地域の生活、発展にはいたっておりません。国としての目立った対策もないまま、また、私たちの寄付金についてもその使い道などどこへ行ったか分からないような政策に強い憤りを感じます。このまま、いつものように、忘れ去られていくことのないよう、国民はしっかりと見ていかなければならないと思います。

スタッフ「「まきば」は健やかフィールドまきば会として、来月末被災者の慰問を目的に歌声ボランティアで岩手に参ります。             9月の初めにまず自転車を担ぎ、当地を訪れ「遠野まごころネット」/遠野希望の郷「絆」サポートセンターを訪問し、こちらの意向を伝えてまいりました。9月というのに東北でも、うだる様な暑さ、そして何より距離があり、一つ一つ行くのも汗だく。特に気仙沼から陸前高田に行く鉄道がないため、持ち前の自転車で走らなければなりません。

自転車で見る光景は、ただの「荒れ野」。しかし地面には確かに存在していた家の土台が草に埋もれてある。線路はまるで田んぼのあぜ道。

仮設住宅は、さまざまで一様化されておらず、熱いだろう屋根の下で、お年寄りのご婦人たちが、ひっそりと暮らしているようでした。

有名人のイベントはたくさんあるようですが、お年寄りたちはこのようなところから、なかなか出向いて行かれない状況がはっきりとわかりました。このような所こそ、本当の慰問する意味があるのではなかろうかと痛切に思いました。022.JPG048.JPG

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